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俺の屍を越えてゆけ2(PSVita)感想・レビュー

ゲームソフト概要

シナリオとシステム両方が前作の良いところを台無しにしてしまった迷作

PSVソフトの俺の屍を越えてゆけ2の感想を書きたいと思います

前作、俺の屍を越えてゆけのレビューはこちらから

ハード PSVita
ジャンル RPG
メーカー ソニー
レア度 ★☆☆☆☆
オススメ度 ★☆☆☆☆
お気に入り度 ★☆☆☆☆

ジャンル詳細

分類 タイプ エンカウント 戦闘方式 成長方式
2D ダンジョン攻略型 シンボル 準リアルタイムコマンドバトル レベルアップ

評価点数

ゲーム性 ストーリー性 操作性 サウンド グラフィック 総合
3 3 4 5 6 21

加点ポイント

・前作からあるシステムに関しては相変わらずの完成度(ゲーム性+1)

・グラフィックが3D化したことにより顔の情報が子供に遺伝することがあり家族感アップ(グラフィック+1)

減点ポイント

・ストーリーを進めるために必要なキャラがいる(ゲーム性-1)

・毎回復活に奉納点が必要(ゲーム性-1)

・とにかくいなくなる神様たち(ゲーム性-1)

・主人公一族は蚊帳の外(ストーリー性-1)

・過去作ファンはやっちゃだめなストーリー展開(ストーリー性-1)

・ダンジョン構成が分かりにくい(操作性-1)

こんな人にオススメ

・前作をやっていない人

感想

ゲーム性

前作同様、キャラクターの寿命がすこぶる短いダンジョン攻略型RPGの第2弾です

基本的なシステムは神様と交神し子供を産み家族を強くしていくというシステムであり、前作の長所は残っています

また、今作は親の顔の造形が子供に遺伝するため、非常に生まれた子供に対して愛着を持つことができることも特徴です

家系図に関しても非常に見やすくなり、この辺は正統進化しています

 

ただし、本作に関しては非常に辛い点が多々見受けられる印象です

序盤こそ問題はないのですが、進めるにつれストーリーを進めるために必要なキャラクターがいて、そのキャラクターをボス戦に連れて行かないとストーリーが進みません

また、そのキャラクターも他のキャラクター同様2年の寿命しかないのですが、ストーリーを進めるために生き返らせなければならずそのたびに奉納点(交神するために必要なポイント)を要求され、さらに交神をして子供を残すことができないため、使った奉納点が使い捨てになってしまいます

ストーリーに関してもこの必須キャラを中心に進み主人公一族は蚊帳の外の為(敵キャラにもそういう旨の発言をされます)主人公一族に非常に愛着が持てるシステムが仇となりプレイするのが非常に辛くなっていくという罠があったりします

また、神様がボス化することがあるのですが、それが結構頻発しやすく(パチで多少緩和はされてますが)気がついたら交神相手がいないなどもあり、全体的に辛い印象です

 

ダンジョンに関しても鍵探しなどの要素があり鍵を探すためだけに時間を消費してしまうなどゲーム性とミスマッチな点がいくつもあったりします

 

総合感想

前作からの改善点は非常に好感触で正統進化しており、戦闘演出や曲などもかなり好印象です

ただし、それらが全て新しく追加されたシステムや強制要素、シナリオでぶち壊してしまっている作品という印象の作品になってしまっています

特に前作からのプレイヤーには全方向で逃げ道がないため、前作プレイヤーは前作をしている方が精神衛生上いいのではないかと思えるほどの内容です

ただし、今作しか知らない方で感情移入しにくい方は全体的に遊びやすくなっている本作は問題なくプレイできる・・・かも?

 

プレイするつもりの方はそれなりの覚悟をしておいた方が精神衛生上良いかもしれません

※僕は主人公一族の扱いの悪さに耐え切れず断念しております

 

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