ゲームソフト概要
自分の描いた絵でジャンケンバトルだ!!
PS2ソフト、ラクガキ王国のレビューをしたいと思います
ハード | PS2 |
ジャンル | ETC/対戦 |
メーカー | スクウェアエニックス(当時はタイトー) |
DL版の有無 | × |
レア度 |
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オススメ度 |
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お気に入り度 |
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評価点数:25/50
ゲーム性 | 6/10 |
ストーリー性 | 5/10 |
操作性 | 4/10 |
サウンド | 5/10 |
グラフィック | 5/10 |
総合 | 25/50 |
加点ポイント(ゲ+2)
・描いた絵が動き出す感動(ゲーム性+1)
・対人戦が非常に熱い(ゲーム性+1)
減点ポイント(ゲ-1/操-1)
・CPU戦での作業感の強さと全クリまでの制限がつらい(ゲーム性-1)
・通常画面での操作感とロード時間(操作性-1)
こんな人にオススメ
・絵を描くことが好きな人(絵のうまさは関係なし)
・対戦相手がいる人
・ロード時間があまり気にならない人
感想
ゲーム性:6/10
自分で描いた絵がそのままゲーム内で立体化して戦うというこのゲーム、ぶっちゃけ、かなり描いた絵に愛着がわきます
使う色やストーリー進行とともに手に入るパーツや形など様々な要因で使える技が変化し、描いた絵から違和感がないような技を覚えて戦うことができます
絵の描き方自体、普段とはちょっと違うのでいわゆる絵心がなくても問題なくかけたりするのもいい点です
逆に普段の絵は苦手だけどという人にこそおすすめしたいゲームですね
ただ、システム上というかなんというか、全クリ後がいろんな意味で本番なのでそれまではいろんな意味で大変かもしれません・・・
好きな色が使えないとかパーツの種類の少なさに泣いたりとか?
戦闘システムは基本的にはジャンケンをするゲームですね
ただ、普通のジャンケンと違って、勝っても負けても直前に使った手が使えなくなるというルールがあります
また、全部の手に負ける代わりにHPが回復して次の手の攻撃力が上がる手があるので、コレの使い方がカギになります
この戦闘システム、やってみるとわかるのですが対人戦がすこぶる楽しいです
ものすごい心理戦になるというか?
さらに、お互い愛着があるキャラクター同士を使っているので、さらに白熱さがアップします
ただ、このシステム対人戦ではすこぶる楽しいのですが、相手がコンピューターになると途端に作業感が出てしまうんですよねー
独自性のところでも書きましたが全クリ後が楽しいのにそこまでが結構きついっていう弱点があります
さらにラスボスが結構卑怯な技(全ての手に勝つ手)を使えたりするので厳しさが倍増するっていう罠が・・・
ストーリー性:5/10
某アニメ映画で有名なスタジオの作品っぽい雰囲気のキャラクターと展開でストーリーが進みます。
乱暴に言うと、帝国が開催しているラクガキの大会に参加して買っていくうちに、行方不明になったヒロインの父親の秘密や帝国の秘密を知っていくことになり・・・という感じの内容です。
いわゆる王道系ストーリーですが、基本的には大会に勝利していくことでストーリーが進むという基本展開上、中だるみを感じやすいかもしれません。
後半の展開は熱いものがあるものの、ラスボス近辺の戦闘はシステム上苦行になりやすく注意が必要です。
操作性:4/10
通常画面は一人称視点です。そのため自分の位置取りがややわかりにくく、視点の中心にペンジェルがいて案内してくれますが、醜く感じるかもしれません。
また、ロード時間が全体的に長く多いため、気になる人は気になるかもしれません。
サウンド:5/10
曲そのものは何となく覚えているものの、全体的に印象に残っていません。
グラフィック:5/10
全体的にはPS2準拠なグラフィックです。
ラクガキ自体も、ラクガキとわかるにはわかりますがクレヨン風味の3Dキャラとしてみると味があると思います。
何より、自分の描いたキャラクターが動くのが感動ものかと思います!
総合感想:オススメ度3
ぶっちゃけ、全クリした人同士でお互いが描いた絵を持ち寄っての対戦はすこぶる楽しいです
絵を描くことになれると、かなり上手に思った通りの絵が思った通りの動きをしてくれるのも好ポイントです
ただ、そこに至るまでが結構きついというのがあります
ストーリーも続きが気になるタイプでもないので、コンピューター戦の作業感に耐える感じになってしまうのが弱点ですね
僕はあまり気にならないのですが、ロード時間が長いという指摘もよく見るので、気になる方は気になってしまうかもしれません
良い点まとめ
全クリ後、かなり自由に絵が抱えるようになり対戦もかなり楽しめるゲームです
使用キャラに対する愛着が半端じゃないため対戦も白熱できます
対戦システム自体もバランスが良く、ルールも覚えやすいため誰でもプレイしやすいゲームです
基本的には全クリしてからが本番のタイプのゲームです
悪い点まとめ
全クリまでの描ける絵の制限が楽しみを半減させています
また、対人戦では楽しい戦闘システムもCPUになると途端に運のみの戦闘になってしまっています
ロードの長さもあり、全クリするまでが非常につらい作品です
なお、最大の難関はラスボスです
総合感想(裏)
最後まで行くのが非常に辛いですが、全クリをしてしまえばものすごく楽しいゲームです!!
全クリするまでが辛い原因としては、全クリまではカラー石がほとんど手に入れられないことと(全クリ後はものすごくもらえる)良くも悪くもストーリー進行で書けるパーツが増えていくため、思ったように絵が描けないことが挙げられます
また、対人戦においてジャンケンシステムは非常に熱いのですが、コンピューターにおいては駆け引きが成り立たないため非常に辛い(寂しい?)という点もあります
ストーリーも超絶続きが気になるというような内容であるわけでもないためラクガキを強くするためのカラー石集めに走るのが途中結構つらくなります
※設定上、全クリ前はカラー石は税金として取られているらしいのでしかたないのですが、取りすぎ感が半端じゃないです
ラスト直前で世界から色が抜かれた時はペンジェル以外がモノクロになるため画面の見た目的な問題でストーリーを薦めたくなりますが、それ以外では良くも悪くもまったりしがちです(ロードの遅さがこれに拍車をかける感もあります)
さらに追い打ちをかけるようにラストバトル周辺は強敵ぞろいなのがもう・・・
しかし、それらを乗り越えて全クリをした先にはすべての要素が使えカラー石が手に入りやすい環境で対人戦を見据えたラクガキが可能になります!!
ちなみに、ラクガキの強さは使った色の総量である程度決まっているためテクニック次第では小さいのに超強いとかも可能だったりします!
慣れてしまえばタイプ操作やある程度の技厳選もできるため、自分の絵心をフルに活用してお気に入りのラクガキを描いて強くできるのはたまりません!!
ちなみに1回の対戦は3対3ですが、対人戦で3人抜きを間違ってできた時の快感は中々の物ですよ♪
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