パズル要素の強い縦長街の建設ゲーム

PCゲーム、Pile Upの感想を書きたいと思います。

評価点数:25/50

加点ポイント(グ+1)

・町の景観が見ごたえがある(グラフィック+1)

減点ポイント

・資格にあるスペースに対する設備配置が非常に難しい(操作性-1)

こんな人にオススメ

・パズルゲームが好きな人

・徐々に大きくなっていく街を見るのが好きな人

感想

ゲーム内容:5/10

経営シミュレーション風のパズルゲームという印象の作品です。

お金の概念はなく、その代わりに各ターンや条件を満たした時に設備が配られ、配られた設備を配置して街を運営していく作品になります。

配られる設備はある程度決まりはあるものの、ランダム要素が強く、設備ごとに色々な効果があります。

設備の機能や効果をしっかり把握することで、配られる設備を調整することはできるため介入の余地がある点はポイントでしょうか。

ちなみに、住民には不満があり、不満がたまったまま一定期間経過するとゲームオーバーになります。

設備の中には所定の条件で爆発したり、他の設備を破壊するものなどがあるためしっかりと考えて設備を立てていく必要があります。

また、基本的にベースの土台は非常に狭いため縦長の町になるのですが、いかに配置するかもオリジナリティーという印象です。

経営要素というよりはパズルの要素が強い作品なので、シミュレーション要素はほぼないため、雰囲気とのギャップがあります。

ストーリー内容:5/10

ストーリーらしいストーリーはありません。

操作の快適さ:4/10

難しい操作などは基本的になく、ただ、配置したい設備を選択した後に配置したい場所に配置したい向きで配置するのみです。

ただ、ゲームの構成上、上に積み上げていく街というイメージのゲームではあるのですが、その分死角が多くできてしまう傾向があります。

小さい設備なら死角の小さいスペースに入ったりするのですが、そういった場所に狙って入れるのは結構苦労するので注意が必要です。

音楽の良さ:5/10

まったりした雰囲気の曲が流れております。

映像の良さ:6/10

グラフィックはめちゃくちゃいいというわけではないのですが、徐々に町が組みあがっていくのが非常にきれいです。

昼～夜など雰囲気が変わりますが、窓から漏れる光などもきれいに描写されています。

総合感想:オススメ度3

ゲーム性そのものは単純傾向のパズルゲームですが、ランダム要素強めの介入余地があるゲーム性のため中毒性そのものはあります。

また、手軽にプレイしやすい印象も強い作品です。

軌道に乗るとポンポン進むものの、うっかりミスで爆発や周囲設備破損からの地獄コンボが起きたりします。

ゲームデザインと操作のミスりやすさで誘発されやすいのがやや難点でしょうか。

ちょっとした時間にやりたくなる魅力があります。

良い点まとめ

手軽にできるパズル系建設系ゲームです。

独特の縦長街が作れるのが魅力で手軽に楽しめる印象です。

悪い点まとめ

細かい配置や死角への配置のしにくさがやや難点です。

致命的な配置ミスにつながりやすいのも残念でしょうか。

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