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ブラッディロア3(PS2)感想・レビュー

PS2

ゲームソフト概要

獣の力を解放せよ!!獣化対戦の駆け引きは更なる次元へ

PS2ソフト、ブラッディロア3のレビューをしたいと思います

このゲーム、ハドソン製格闘ゲームで3D格闘ゲームタイプのゲームです

[common_content id=”9361″]
ハード PS2
ジャンル FTG/対戦
メーカー コナミ(当時はハドソン)
DL版の有無 ×
レア度
オススメ度
お気に入り度

評価点数:26/50

ゲーム性 ストーリー性 操作性 サウンド グラフィック 総合
6 5 5 5 5 26

加点ポイント(ゲ+2)

・独自要素である獣化システムによる駆け引きの楽しさ(ゲーム性+2)

減点ポイント(ゲ-1)

・プレイアブルキャラクターが少し少な目(ゲーム性-1)

こんな人にオススメ

・操作が簡単な格ゲーがやりたい人

・シリーズファン

・独特の駆け引きを楽しみたい人

 

感想

ゲーム性

このブラッディロアシリーズは通常の3D対戦格闘ゲームの要素の他に独自の要素として獣化という要素があります

この獣化がシステム上かなり重要で大きな駆け引き要素になっております

この獣化は戦闘で攻撃を当てるなりダメージを受けることで溜まっていって、一定値以上になると好きな時に獣化できるようになるというシステムで、獣化することでキャラクターによりますが、攻撃力、防御力、スピードがそれぞれの獣化後の姿に応じて上がり、さらに獣化技が使えるようになり、HPも徐々に回復するというシステムです

獣化攻撃自体は、変身するためのボタンがそのまま獣化攻撃ボタンとして置き換わるだけなので気軽に出すことも可能です

これは獣化ゲージダメージを受けて減りきっているときに転倒するかビーストドライブ(獣化中にのみ使える超必殺的な技)を使うことで解除されます(当たらなくても解除されます

獣化中は基本的に有利なので、これをいかに使って、相手の獣化をいかに凌ぐかという駆け引きが発生しますね

また、超獣化という一定時間の間獣化の能力アップをはるかにしのぐ能力アップとビーストドライブ打ち放題になります

その代償としてそれ以後、獣化が使えなくなるというシステムもあるので、獣化周りの駆け引きがほかのゲームにないほど熱い駆け引きになります

 

キャラクターのバランス

一部、隠しキャラなど例外的にバランス崩壊しているキャラクターはいるのですが、比較的とれているとは思います

ただ、3の時点では少しキャラが少ない感じがしたりしないこともないです

キャラクターごとの特徴も獣化後の形態も含め差別化がかなりしっかりされているので色々なキャラクターを使いたくなったりします

一部、モンスター的なキャラクターもいたりしますが、たいていのキャラクターはなじみがあるというかそういう感じのキャラクターが多いです

 

 

総合感想:オススメ度3

個人的には格ゲーの中でもっともやったと思われる格ゲーです

技に関しても複雑なコマンドを要求されるものが少ないので格ゲー初心者の方でも楽しめるかと

ただ、高度な独自の駆け引きは獣化ぐらいなのでコアな格ゲー好きの方にはちょっと物足りないかもしれないです

また、操作キャラは隠しキャラを含めても多くはないのでその辺も弱点かと思われます

何より、獣化システムを外した場合、似たシステムのゲームは結構多いのでなんとなく見たことあるかも感は出てしまいますね

ちなみに、シリーズを通してなのですが流血表現が結構強めだったり獣化技の中にえげつない技も多くあるので苦手な方は要注意です

また、一部、コンボルートを完全に覚えると無限コンボができるキャラが3人ほどいますが、まあ、できるかどうかは別問題ですね

3まではよかった・・・3までは・・・

良い点まとめ

コンボが比較的容易であり、システム的にも安定した格闘ゲームです

コマンド技自体もほぼ全キャラでコマンドが共通なため、1人使えるようになれば他のキャラでも使えるようになります

人間状態と獣化による駆け引きが非常に熱く、ビーストドライブや超獣化システムも獣化という本作独特の要素に深みを増す要因になっています

格ゲー初心者でも楽しみやすい3D格闘ゲームです

 

悪い点まとめ

若干、キャラ性能に差があります

また、よくも悪くも獣化ありきのゲームであり、それ以外の要素は通常の3D格闘ゲームタイプです

獣化システムに魅力を感じることができない場合、面白さが激減してしまいます

題材の関係上、技も過激(グロ的な意味で)なため苦手な方は要注意です

 

総合感想(裏)

ネタバレを含みます
今作での隠しキャラは実は1で登場していたバクリュウと同一人物のコウリュウ(メカモグラ)とウラヌス(キメラ)です

コウリュウはともかくウラヌスの性能は中々はっちゃけていますが、両方ともものすごいインパクトでの登場となります

システム面ではかなり完成しており、獣化ゲージを用いた獣化の駆け引きや超獣化、ビーストドライブとリスクとリターンがキッチリしているものが数多くあります

さりげなく大抵の技を完封できるシステムであるギリギリエスケープもあり、駆け引きは凄まじいものとなっています

上手い人同士の戦いはギリギリエスケープの応酬になることもあるという!・

 

獣化の駆け引きの中でも、超獣化とビーストドライブはリスクとリターンの関係もあり使いどころが難しいシステムです

超獣化を使用した場合12秒間ビーストドライブすら打ち放題になり、攻撃力や防御力・キャンセルポイントが増えるという状態です!

ただし、それ以後その試合で獣化をすることができないというリスクを背負っています

ビーストドライブは獣化中のみに使える、いわゆる超必殺技ですが、使用後に当てても外しても人間に戻ってしまうという技です

超獣化に比べると気軽に打てますが、ご利用は計画的に的な技です

ほとんどのキャラが獣化状態では人間状態を圧倒する能力を身に着けるため、獣化の使い方が試合を左右する本作においては上記2つの使い方は非常に重要だったりするため重要になります!

 

ちなみに、1より再登場のコウリュウですが、当時の技はほぼ現在のバクリュウが持って行ってるため地味にバクリュウの技との違いがあり、特に獣化時はメカモグラになることを大いに生かした技が多くなります

ぶっちゃけ、コウリュウのビーストドライブは必見です♪

 

当時、友達の大半がプレイしたこともあり、かなり楽しんだ格闘ゲームです

キャラ被りも起きず色々なキャラが使われてたりしたので、なんだかんだ言ってバランスは良かったんじゃないかなぁと思います

コンボを決めた時の爽快感や獣化の独特の雰囲気は他のゲームでは味わえなかったりするため中毒性もあると思います

 

ちなみに、本作での僕の使用キャラはスタン(虫)だったりします

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